最近、ろくに妻と会話をしていない…
会話が無いのがツラい…
でも、本当は夫婦円満でいたいですよね?
それなら、
夫婦の会話を楽しむために、夫が理解しておくべきことがあります。
それは、
夫婦に会話がない原因のほとんどが、夫にあるということです。
そんなはずがない?
それなら続きを読んでみてください
『離婚届』を突きつけられる前に
日本における離婚件数は、1970年から増え続け
現在ではなんと、3組に1組の割合で離婚しているというデータがあります。
統計データによると、婚姻件数は1970年の約100万組をピークに減少し、2013年では約66万組となっています。いっぽう、離婚件数は1970年の約9万5000組から増え続け、2013年では約23万組にまで増加。結婚件数を離婚件数で割ってみると、1970年は9.3%でおよそ10組に1組が離婚しているのに対し、2013年では35.0%にまで上昇、なんと3組に1組が離婚していることになります。
第2回「芸能人だけじゃない!もはや離婚が当たり前?約2分に1組が離婚!」 | 弁護士が教える パーフェクト離婚ガイドYYより引用
決して他人事ではないです!
そして、離婚している夫婦に共通すること、
それが『会話をしていない』ということなのです。
【 会話が減ることで、さまざまな問題へと広がってしまう 】
「夫婦ってこんなもんよね」という諦めを持ちながらも、心の中にはもやもやとしたものが消えずに残り、そのネガティブな感情は放っておくと大きく膨れあがることに……。そしてある日突然、どちらか一方から「離婚したい」と言い出したり、
しかし、離婚の危機を迎える以前は楽しく会話していた時期がありましたよね?
それなのに、なぜ「会話がない」という危機を迎えることになったのでしょう?
なぜ会話が無くなったのか?
結論から言えば、
〝夫が妻の話を聞かない〟ということが原因です。
夫が話を聞かないから〝妻が話をしたくなくなった〟のです。
それなら、「俺は妻の話をちゃんと聞いてるから大丈夫。」と、思っている夫の皆さん!
まだ、安心しないでください!
妻にとって「話を聞かない」ということと『話の結論を先に聞きたがる』ということが、〝同じことである〟とすれば、状況はどうなるでしょう?
たとえば、次の様な日常会話があります。
妻:「今日、買い物してたら中学のときの部活の友達とバッタリ会って、それから1時間も話してたんだ ♪ 」
夫:「だから?」
妻:「だから??だからといって何もないけど…」
夫:「なんだよそれ!」
って感じの会話してますよね?
夫の皆さん!「いやぁ~!分かるわ~!」って思いませんか?
この、何の意味も感じない会話を聞かされる気持ちにもなれよ!って、
早く話の結論を聞かせろよ!って、
しかし、妻にとっては「だから?」と、『話の結論を先に聞かれること』は、話を聞いてもらっていないのと同じだと感じています。
普段の何気ない会話にも、関心を持って聞いてほしいのです。
それではここで、夫の皆さんに質問があります。
なぜ、妻は夫にとって何の意味も感じない話をするのでしょう?
疑問に思いませんか?
本当は「話を聞いてほしいだけ」
結局のところ、夫婦の会話の中に解決策を求めているわけじゃない。
〝女性は、話を聞いてもらうだけで十分である〟
そのことを踏まえて、先ほどの日常会話をもう一度考えてみます。
妻:「今日、買い物してたら中学のときの部活の友達とバッタリ会って、それから1時間も話してたんだ ♪ 」
夫:「そうなんだ ♪ 」
妻:「そうそう、それでね、その友達が最近結婚したんだって、」
夫:「そうなんだ ♪ 」
妻:「それでね、今度一緒にランチ行こうねって話になったんだ ♪ 」
夫:「そうなんだ ♪ 」
と、
今回の会話では「そうなんだ ♪ 」と相槌しているだけ
要するに〝楽しい話をしなくちゃいけない!〟なんて意気込まなくても、夫婦の会話は成立することが多く、
なにより、話を聞く姿勢なので〝妻が話をしてくれる〟
普段の会話内容なんて、ありきたりなことばかりですが、妻にとっては話の内容や結論なんてどうでもいいということです。
そ・れ・で・は!
ここで、もう一つ理解しておくべき重要なことがあります。
実は、それが一番重要なことなのですが、
そのことに気付いている人は少ないのです。
それが、
妻は〝外で愚痴が言えない〟ということです。
悩みがないことなんて、ありえない!
妻の悩みといえば、
- 子育てについて
- 時間がない
- ママ友とのトラブル
家族にとって大切なこと、つまり『子育てについて』や『時間がない』といった悩みは、夫婦で話し合って解決していくのは当然のことです。
しかし、
〝妻が話してくれて、初めて夫が知ること〟
たとえば、『ママ友とのちょっとしたトラブル』などの出来事については、妻が打ち明けてくれるから夫が知ることができるのです。
そして、外で溜まった愚痴を、外では誰にも言うことができないので、信頼できる夫に愚痴を吐き出したいのです。
基本的に解決策を求めていない
そこで、相談される夫の立場とすれば、
相談される = 解決策を求められている
そう感じますよね?
だからこそ、こちらも解決策を提示しようと真剣に考える
だからこそ忘れないでください!
〝話を聞いてほしいだけ〟だということを
最後に
夫婦にとって、会話がないことだけが離婚を決意する一番の要因にはならないですよね?
実際のところは、夫婦間の会話がないこと以前に、夫が妻のことを理解しようという姿勢が無いこと自体が一番の問題であり、そのことによって『夫婦に会話無くなった』ということを夫が自覚すべきです。
そして、夫が自分の意見を妻に押し付けていることに気付き、意識して妻の話を聞く姿勢になることで、〝妻が話してくれて、初めて夫が知ることがいかに多いか〟ということを理解することができるのです。
要するに、夫が「夫婦で大切なものを共有するために、自分ができることは何か?」ということを、今一度考える機会が必要なのではないでしょうか。
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