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長男の子育てにおいて、父親に求められている〝たったひとつのこと〟

f:id:gakilog:20200918014059p:image父親にできる長男の子育てには

『良い子育て』と

『悪い子育て』があります。

要するに

長男の子育てにおいて「良い影響」を与えることもあれば、

「悪い影響」を与えてしまう子育てがあるということです。 

その中でも

長男に対して悪い影響を与えてしまう子育てとは、

〝親の価値観を押し付けること〟

つまり、

親の言うことがすべて正しいことであると、

親の言うことを強制する子育てのことです。

私たち父親とういうのは

我が子のためを思うあまり、

つい、自分の価値観を子どもにも押し付けてしまいがちです。

「子どもなんだから、、、」

「男の子なんだから、、、」

「長男なんだから、、、」

など、

我が子の言い分には聞く耳をもたず、

真っ先に自分の考えを押し付けてきたのです。

そして、

子どもが素直に親の言うことを聞き入れることに満足してきました。

〝子どもの価値観を尊重する〟

そのことを忘れて、、、

そんな親の価値観ばかりを押し付けられてきた長男は、

素直に親の価値観を受け入れてきたはずがありませんよね?

それでは、

押し付けられた価値観を受け入れることのない長男に対して

父親は一体何をしてあげることができるのでしょうか?

父親が長男のためにしてあげれること

〝父親が長男のためにしてあげれること〟

それは、

長男にとってためになることです。

これは一見すると当たり前のことを言っているように思いますが、

多くの子育ての場面に当てはめて考えてみたとき、

父親は子どものためを思った発言や行動ではなく、

子どものためを思った〝つもり〟の発言や行動をしていることが多くあるように思います。

たとえば、

「まだ子どもなんだから、、、」

という発言は、

子どもに対して〝お前にはムリだ〟というメッセージとして伝わり

〝やってもできるわけがない〟という意識を植え付けてしまうのです。

そして、

「危ないからやめておきない。」

といった「不安」を理由に説得されると、

子どもは不安を理由に行動しなくなります。

ようするに、

子どもの〝やってみたい!〟という好奇心よりも

親の「心配」や「不安」を無意識のうちに優先させてしまうことで、

子どもの行動にストップをかけ、

子どもが自分自身で考え、行動し、困難を乗り越える機会を潰してきたということなのです。

そして、

長男に対しては特に慎重になってしまうことで、

〝より多くの機会を潰している!〟

そのことに父親自身が気がついていないのです。

それでは、

子どもが自分自身で考え、行動し、困難を乗り越えるための力を養ってあげるために

父親がしなければいけないこととは、

一体何なのでしょう?

父親だけができること

子育てにおいては、父親と母親に求められている役割りが明確に違います。

具体的には、

母親によって「やってもいいんだ!」という感覚を養い、

父親からは「やればできるんだ!」という感覚を養うのです。

この二つの感覚は似ているようで全く違います。

少し表現を変えれば、

母親が〝挑戦すること〟を教え、

父親が〝やり遂げること〟を教えるのです。

つまり、

父親がしてあげれることというのは、

「やり遂げるためのサポート」というわけです。

「やり遂げるためのサポート」とは?

やり遂げるためのサポートとは、

〝自分の力でやりきった!〟

子どもにそう思わせてあげることです。

そのため、

子どもには

〝自分で決めたんだ!〟

その意思決定をさせてあげることがとても重要になります。

たとえば、

「〇〇をやってもいい?」

もしくは、

「〇〇をやめてもいい?」

そのように子どもから質問されたとき、

親の立場としては「Yes」or「No」で答えるよりも、

「オレなら〇〇するかな、、、」といった、

あくまでもひとつの考えとして質問の答えを返してあげることで、

答えを出すための余白をつくってあげることができます。

もちろん、

「Yes」or「No」で答えてあげることが間違っているわけではありませんし、

多くの場合、

「Yes」or「No」で答えてあげるシチュエーションの方が圧倒的に多いと思います。

しかしながら、

子どもの成長を本気で考えれば、

〝自分で決断し、やり遂げる〟

その経験を通して『やり遂げる習慣』を養ってあげることがとても大切なのです。

そして!

やり遂げる習慣を養ってあげるためには、

〝父親自身が子どものお手本になる〟

つまり、

〝やり遂げる〟

その姿を子どもに見せなければいけません。

父親が体現していることの大切さ

最初にも触れましたが、

子どもは押し付けられた価値観を素直に受け入れてはくれません。

それはもちろん「やり遂げる」ということに関しても同じです。

「やり遂げること」を無理に押し付けられれば、

たとえ、それが正しいことだと分かっていたとしても

素直に受け入れてくれることはないのです。

さらに、

「やり遂げる習慣」というものは一朝一夕に身につくものではありません。

もちろん、

そんなことは言われるまでもありませんね。

〝すぐに身に付くものではない〟

言い換えれば、

時間をかけて身につける必要があることだからこそ、

子どもにとって一番身近な存在である親は、

『サポートし続ける姿勢』を子どもに見せてあげることができるのです。

つまり、

〝父親自身が子どものサポートをやり遂げる〟

その姿を子どもに見せることこそが、

子どもにとっては何よりのお手本となるのです。

まとめ

子育てにおいて父親に求められている〝たったひとつのこと〟

それは、

子どものお手本になることです。

結局のところ、

父親自身が成長する姿を見せてあげることが、

子どもにとっては一番の糧になるのです。

だからこそ、

「子どもに成長してほしい!」

そう本気で思うのであれば、

父親自身が成長するための努力を怠ってはいけないのです。