『 人を虜にするプレゼン 』ってカッコいい!
それをいとも簡単にやってのけるのが、オリエンタルラジオの中田敦彦だ。
そのオリラジ中田が出演しているテレビ番組『 しくじり先生 』で見せたプレゼンは、その場にいる誰もが〝心奪われた〟
まさに〝人を虜にするプレゼン〟だ。
では、なぜそんなことが出来たのでしょう?
今回はその秘密、『人を虜にするプレゼン術』について紹介していきます!
『しくじり先生』を見たことがない方のために、4月16日放送【「しくじり偉人伝」リンカーン大統領のしくじり 】の内容を文章に起こした記事があるので、参考にしてください。
◆【しくじり先生】オリラジ中田から学ぶ、人を惹きつける文章の秘密
オリラジ中田の『人を虜にするプレゼン』ってなんだ?
『 人を虜にするプレゼン 』とは、見ての通り『プレゼン』という言葉と『虜にする 』という言葉を合わせたもの。
◆『プレゼン』とは…
『 プレゼンテーションの略。(人前で口頭で行う) 提示・提案 』
◆『虜にする』とは…
『 心を奪われ、夢中になって逃げ出せない状態 』
つまり「 人を虜にするプレゼン 」とは「 人の心を奪い、夢中にさせる提案 」ということだ。そしてそのスキルのことを『 提案力 』という。
『 提案力 』は仕事の様々なシーンで活かせる!
たとえば、
- 取引先との商談
- 新規顧客獲得のテレアポ
- 商品の魅力を伝える接客
- etc...
さらに、人間関係でよくあるこんな悩みも解消できます。
- いつも意見がぶつかってしまう…
- 👆 相手を説得してやろう!
- 嫌な上司に話を聞いてもらえない…
- 👆 釘付けにする提案をしてやろう!
- 議論を避けたい…
- 👆 思い通りの結果へ導いてやろう!
そんなすぐにでも役立つスキルは、どのようにすれば身につけることができるのでしょう。
オリラジ中田の人を虜にするプレゼン術『 提案力 』
それでは『 提案力 』という言葉についてもっと理解しやすい表現に言い換えてみると、自分の思いやメッセージに対して〝相手から共感してもらう力〟ということになります。
◆ 共感とは…
他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。
『 しくじり先生 』ではオリラジ中田のプレゼンに対して、一同が「 なるほど!」と、うなずく姿がまさに〝共感を得た〟という状態を表していました。
つまり〝提案力〟とは〝相手から共感を得るスキル〟ということです。
オリラジ中田の人を虜にするプレゼン術『 キッカケ 』
自分の想いやメッセージを届けるためには、まず相手に話を聞いてもらう必要がありますよね?そこで、話を聞いてもらうために必要になってくるのが〝キッカケ〟です。
◆ キッカケとは…
物事を始めるための手がかりや機会。また、物事が始まる原因や動機。
ここでいうキッカケとは、話を始める〝下準備をする〟ということ。要するに〝相手の関心を引く〟ことです。
たとえば、飲み口が下を向いているコップに水を注ぐことはできません。そのためコップに水を注ぐには、飲み口を上に向ける必要がありますよね?それと同じで、話を聞いてもらうには相手の関心が自分の方へ向いている必要があるのです。
オリラジ中田の人を虜にするプレゼン術『 関心を引く3つの要素 』
相手の関心を引くための要素は3つ
関心を引く3つの要素
- ニュース性があること
- 話題性があること
- 自分に関係があること
【 しくじり偉人伝 】のプレゼンでは、過去の偉人の話について関心を引く必要がありました。そのためオリラジ中田がしたことは、誰もが知っている〝トランプ大統領〟の話から始めることでした。つまり〝話題性がある〟という要素を応用したのです。それは〝トランプ大統領の話題性〟を活用して関心を引いた、まさにお手本でした。
しかし!
せっかく私たちが関心を引くことに力を入れたとしても、最後まで話を聞いてもらえない限り、自分の思いやメッセージは相手に届かないですよね?
だからこそ〝最後まで話を聞いてもらうこと〟に力を注ぐことが重要になってくるのです。
オリラジ中田の人を虜にするプレゼン術『 引き込む 』
どうして私たちは〝ある特定の人〟の話に引き込まれてしまうことがあるのでしょう?それは退屈に感じる話と、どのように違うのでしょうか?
◆ 引き込まれるとは…
人やものなどに魅力を感じ、惹きつけられるさま
その答えもやはり『 しくじり先生 』の中で見ることができました。
それはオリラジ中田がプレゼンをしている間〝絶えずやっていた〟ことだったのです。
それでは実際のプレゼンから引用します。
- 「 今までで一番人気のある大統領って誰だったのでしょう?」
- 「 新川さん、この方ご存知ですか? 」
- 「 ISSAさんはどう思われますか? 」
- 「 誰か予想してみましょうか?」
もうお分かりですね?
要するにオリラジ中田のプレゼンには、一方的に話すのではなく〝対話〟があったのです。
オリラジ中田は『 絶えず相手に問い続けていた 』
実は対話することにもある目的があったのです。
その本当の目的とは、
「 あなたどう思う?」
「 あなたの考えは?」
そう問い続けたことで、相手の〝考え〟や〝意見〟そして〝思い〟知ることでした。
つまりそれは、絶えず相手に問い続けることでお互いの〝価値観を共有すること〟を目的としていたのです。
それが〝共感を生み〟結果として『 人を虜にするプレゼン 』に〝していた〟のですね。